青春グローリー

「あのクソ野郎・・・、私がいないからって調子に乗りやがって」


出たぁぁぁあああああっ!!!!

ブラック真里!!


『でもね、ちゃんと断ったから大丈夫!!』


すると真里は呆れ顔で私の頭を叩いた。


「バカね。アイツがそんな事で諦める訳n《ピンポンパンポーン》・・・」


突然アナウンスが入った。


《3-Bの田原 柚希さん、至急職員室に来て下さい》


『数学の先生だ。あ、私テストヤバかったからなぁ。行ってくるね』


真里に一言行って職員室に行った。







『なんで君達がいるの?』


私の目の前にはテニス部R陣がいた。


「フフ、俺が数学の先生を脅・・・先生に頼んで君を呼んだんだよ」


杉本君、今脅しって言いかけた!!?


『それで、何か?』


「ゲームをしないか?」


『ゲーム?』


「君VSR陣で鬼ごっこだよ。俺達が君を捕まえるんだ。1時間逃げたらもう君には関わらない。僕達が捕まえたら君にはマネになってもらう」


『そ、そんなの無理だよ!!ハンデが大きいじゃん!!』


「田原さん、5キロを何分で走ったっけ?」


ギク。


「20分だよね?」


『・・・分かった。やってやろーじゃん!!』


「フフ、じゃあ今から1分後に追いかけるから逃げてね?」


その言葉を聞き、私は逃げ出した。


捕まってたまるか!!!!


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