青春グローリー

だから!


今年こそはR陣が誰1人、同じクラスじゃありませんようにっ!!



私はそう祈りながら、クラスが書いてある掲示板を見に行った。



『えーと、3-A・・・じゃない。』



3-Aと書いてあるクラス表に私の名前は書いてなかった。


私の苗字は【田原】だから出席番号の15~20番を見れば分かる。



『次は3-B・・・あ!あった!!』


今年は3-Bかぁ・・・。

あ!そうだ!!R陣いるかな?探さなきゃ。



・・・・・・。



・・・・・・・・・。


『う、嘘・・・。』



わ・・・私のクラスにR陣が・・・誰1人いないっっ!!!!!!



『やったぁぁぁああああっ!!これでっ・・・私の平凡ライフが始まるんだっ!!』



「なーに1人で叫んでんのよ。みんな柚希のこと見てるわよ?」


『あっ!真里!!』



この子は前田 真里。

私の大心友なの!!


ちなみに、真里もR陣が嫌いらしい。




『真里は何組だった?私はB組!』



「私もB組よ。なんだ、3年間ずっと一緒のクラスね。」



『ほ・・・本当にっ!?わぁーい!でも、何でだろう?』



「ふふっ。柚希と同じクラスになる為に校長を脅したんだもの。当然よ(ボソッ」



『ん?何か言った?』



「奇跡が起きたのかもね。」



『うん!あっ!あのね、私達のクラスにR陣が誰1人いないの!!』



「そうだったの。良かったわ。私も2年間うるさくてうるさくて仕方がなかったわ。」



『そうだね!本当、悪夢だったy「キャァァァァアアアアアッ/////」何!?』



すっごい悲鳴(?)だな~・・・。



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