青春グローリー
「遅いよ。何分経ったと思ってんの?」
宣言撤回。
全然楽しそうじゃない。
ただいま杉本君の前で戸田と正座中です。
「『すみません・・・;』」
「裕也はいつものメニューの3倍ね。柚希は太一にマネ業を教えて貰って」
「はい・・・;」
『あれー?何で私の事、名前呼びなのかな?』
さっきまで“田原さん”だったじゃん。
「何か文句ある?(黒笑」
『何も☆』
そうだった、この人黒かったんだ;
そう思っていると切澤君が駆け寄ってきた。
「柚希せんぱ~い!マネ業教えるんで来て下さい」
『あ、うん。』
「ワイもやるか・・・」
戸田は渋々立ち上がった。
『がんば』
「“れ”は言わんのかい!!」
戸田のツッコミをシカトして私は切澤君と水道に向かった。
「んで、これがR陣のボトルッス。これにドリンクを入れて下さい!!」
『了解』