青春グローリー
2話
無事に魔王から脱出(?)した私は泣きながら教室に入った。
『真里ぃぃぃいいいい!!!!!!!』
真里を見つけ、抱きついた。
『うわぁぁぁん!!』
「どうしたのよ;」
『ま、おうっに、あ、会っ、てぇ~(泣』
「?;」
泣きながら話す私に真里は落ち着いて、と私の背中をさすった。
あぁ、優しい・・・っ!
落ち着いてきた私は今までのことを全て話した。
『・・・と言う訳なの。』
「・・・・・・。」
真里は肩を震わせていた。
そりゃそうだよね。もの凄く恐ろしかったんだから。
『真r「ちょっとあの野郎に会いに行ってくるわ。」待て待て待てぃ!!!;』
教室のドアに向かっている真里の腕を引っ張った。
「何かしら?柚希。」
『あんな魔王の所に行ったら危険だよ~(泣』
「何がどう危険なのかな?」
『そりゃあ、もう死んじゃ・・・う・・・・・・。』
ん?
この声ってまさか・・・!!
後ろを向くと・・・
「やぁ、さっきぶりだね★」
『ひぎゃぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!!!!!』