青春グローリー
どこを探しても弁当が無い!!!
『仕方ない・・・。真里!ちょっと購買行って来るから先に屋上に行ってて!!』
「・・・私も行くわ。」
だからその間は何!?
しかも着いて来るとか珍しい・・・。
いつもなら
「はぁ・・・。じゃあ待ってるから早く行ってきなさいよ。」
って言うのに!!
・・・∑八ッ!!もしかして真里、
「付いて来てあげたんだから、何かしなさいよ?」
とか言うつもり!!?
・・・真里ならありえる;
「どうしたのよ。早く行くわよ?」
ずっと黙ってる私を見て不思議に思った真里は私の顔の前で手を振った。
『あ、いや大丈夫!!すぐ行って来るから屋上に行っててええええぇぇぇぇぇ!!!!』
「ちょ、柚希!?待ちなさい!!』
私はマッハで教室を飛び出した。
真里の言葉は流した。
教室に残された真里は立ち尽くしていた。
「屋上にはアイツ等がいるのに・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『あ!スミマセン!!そのメロンパンとコロッケパン2つずつ下さい!』
私はマッハで購買の所に行き、残っていたメロンパンとコロッケパンを買った。
そこ!!食べすぎとか言わない!!
「あいよ。4つで640円だよ。」
購買のおばちゃんに640円を払い、私は屋上へ向かった。
真里を遅くまで待たせたら怖いからね;