年下彼氏の恋愛事情
翌日――


 図書館涼しい~

 毎日家にいるのもいけないし・・・


数冊本を持って、開いてる場所をさがす。


「あれ~香川さん?」

後ろを振り向くと・・・

「倉林先輩?」

同じ委員会の倉林先輩がいた。

 机占領してるし・・・ずるい・・・

 じゃなくて

「偶然だね?
席探してるの?良かったら座る?」

「いいんですか?」

「いいよ。どうぞ」

 優しい・・・





「この本面白いよね?」


「えっ?」

私が持ってきた数冊の本を持ちながら先輩が言った。

「それまだ読んでないです。
あらすじ言わないでください。」

「わかった。」

くすくす笑いながら先輩は勉強をし始めた。






「あっ!」

 うん?この声は・・・・




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