年下彼氏の恋愛事情
「な~み~さん!!」

ガバッと後ろから抱きしめられた。

「な、夏野?!」

「こんなところで合えるなんて!」


 先輩の前なのに・・・とゆうか!

 抱きしめられて、る?


「誰?」

隣に座っている先輩が抱きしめられている私にきいてきた。


「弟の友人です。」

「奈美さんの彼氏になる予定です。」

「はっ?」

 いろいろと誤解されるよ!

 余計なこと言うな!


「夏野暑苦しいから離れなさい!」

大声を出して叱ってしまった。


 やばっ!!ここ図書館だった。

 うわ~見られてるよ!

 夏野のせいだ!?


「先輩ちょっとごめんなさい。

夏野来なさい!」

本を元の場所に戻して、夏野と一緒に図書館を出た。


「どこ行くの?奈美さん?」

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