年下彼氏の恋愛事情
2
あの日から毎日のように夏野が来るようになった。



しかも決まって・・・




あと1分
















ピーンポーン


家の中に玄関のチャイムが響く。


また来た!

「こんにちは♪」

「また来たの?」

目の前には、ニコニコと笑顔の夏野が立っている。



「なんで毎日午後1時に来るの?」

「奈美さんが寂しく1人でいるのかなって思って来てるのに」



こいつは私のことバカにしてんのか?

寂しがり屋の子供じゃないし!



「それはどーも
でも、寂しがり屋じゃないから。

和樹いないし帰りなよ?」

「奈美さんがいるから帰らなくていいじゃん!」

またニコッと笑った。


この笑顔に何人もやられてるのかな?


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