やくざな人達
太郎には、定住場所はなかった。適当な宿を見付け、その日その日を生きていた。
次の日太郎は、公園でタコ焼屋を見付けた。
そこで、朝食を取る事にした。
「へい、毎度、300円です」
笹川の元気な声が聞こえた。
「うめ〜 こりゃうめ〜よ もう1箱くれ ほい1万円」
太郎は、昨日稼いだ1万円をはたいた。
「おつり、9400円になります」
「………」
太郎は何も言わずに立ち去った。
次の日太郎は、公園でタコ焼屋を見付けた。
そこで、朝食を取る事にした。
「へい、毎度、300円です」
笹川の元気な声が聞こえた。
「うめ〜 こりゃうめ〜よ もう1箱くれ ほい1万円」
太郎は、昨日稼いだ1万円をはたいた。
「おつり、9400円になります」
「………」
太郎は何も言わずに立ち去った。