大好きです。
重い木の扉を開ける。


それと共に聞こえてくる賑やかな声。



「蒼空さん。おはよう。」



とりあえず話しかけられる。

「おはよ。」

と、短く返し、自分の席へとつく。





窓際の、真ん中の席。


私の指定席。


何があっても、私はそこの席しか座らない。
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