鵯と桔梗 ‐戦国サイダー番外編‐のレビュー一覧
嘘月といいます! 本編読みました。 なんか夏にぴったりですね!!キラキラ~って感じが心にずっと残ってましたー! でもサイダーだからしゅわしゅわ~なのかな…? 番外編も虎の切ない感じにキュンときました。 なんか自分まで切なくなるから不思議です。 また新作書いてくださーい☆
本編を先に読んだわたしとしては 表紙の1行目で画面が揺れました。 あの夏のふたりの想い 遙か時を超えて交わした温もりだけを確かに その道は違えども。 それでも途切れない想いがある 変わらない想いがある 見上げるほどに 想い馳せるほどに その横顔に胸を締め付けられる。 そんな想いだからこそ ながい ながい 時を越え また、辿りつくのではと 巡り合うのではと そんなことを思わずにはいられない 願わずにはいられない 胸に灼き付く一時でした。 わたしも思わずには居られない。 秋を知らずにいられればいいのにと。 こちらの作品を胸に留めながら本編へと進むと また別の、もうひとつの作品になるのではないでしょうか。 ぜひともあわせて ご一読を。
失った物は かけがえのない物 失ったからかけがえのない物なのか、かえがえのないものを失ったから捕らわれるのか だけど、どちらにしてもきっと「想い」があるから 短い時の中で 永遠になくならない物を手にしてしまった虎 手にして 残してきた思い そして持ってきてしまった想い そしてそれでも覚悟する想い 「戦国サイダー」のその後、もしくは過去とも呼べるこの作品 一時、一瞬、静寂の中で見える風景と共に描かれる虎 余韻に浸れる素敵な番外編でした。 是非本編を完読された方に読んで欲しい短編です。 読んでいなければ是非、本編と合わせて読んで見て下さい。