リミテッド・ストーリー
不良は不良

        イサライズの丘

「最近はどーも俺等の情報が流れてんな・・・」
「コス!ここにいた!」
「レア・・・」
「何してるの?皆宿にいるわよ」
「あぁ、ちょっと」
「私等の事は大丈夫よ・・・!」
「だといいけどな」
「もーちょっと此処にいる?」
「あぁ。そーするよ」
「分かったわ。成るべく早く来てね」
「了解」

           ・
           ・

「・・・さて・・・と。そろそろ戻るか・・・」
「オイ」
「んー?」
「テメェ、ここの丘は俺等不良3人組のモンだ」
「あ?ここは公共の場所であってお前等に占領されたなんて報告・・・」
「ウルセェよ!」
「・・・それよりさぁ~」
「?」
「コイツ結構かっこいいんじゃね?」
「人の顔にカッコイイ・不細工もないと思うが」
「いいぢゃんいいぢゃん」
「ちょっと来いよっ」
「何を・・・」

 グィッ

「ちょ・・・放し・・・」
「痛くしねぇよ」
「俺って同姓派何だよねぇ・・・♪」
「―っ!」
「おっと」
「やめろっ!!」
「年下が年上の力に勝てるとでも思ってるのか~?」
「学者さんよぉ?」
「お前等・・・俺の事知って・・・」
「俺等って透視の力があってさぁ」
「お前の事お見通し何だよ」
「・・・厄介な力だな」
「お褒めの言葉アリガトよ」

 ギリ・・・

「っ!」
「おい、そろそろ始めるか」
「やめ・・・」
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