リミテッド・ストーリー

「次は俺から・・・」

 スッ

「な・・・」

 ゴシャメキィィイイイイイイイイィッッ!!!!!!!!

「ぐぁああああああああ!!!」
「!!」
「これでも手加減してやったんだぜ?」
「クラ君て・・・」
「それより、コスは?」
「っそーよ!コスがつれてかれて・・・」
「急ぎましょ!!」
「おー」
「俺コイツ殴ってからにするから先行ってて」
「あいよ」

 ドゴォーーーーーーーーーン…

             ・
             ・

「コスーーーーーーっっ!!?」
「何処に連れてかれたの・・・?」
「・・・っ」

             ・
             ・
             ・

「お前がコスだな?」
「・・・そうだが」
「ちょっと用事があってな」
「用件は早目に終わらせろ」
「お前・・・確か学者だったな」
「・・・」
「実はな。俺等のグループは力任せの奴等ばかりで学者が1人もいない」
「・・・で?」
「そこでだ。是非、天才のお前に、このグループに入ってほしい」
「・・・ふざけるな」
「だろうな」
「用はもういいだろ」
「いいや。俺は考えてきたんだぜ」
「・・・何を」
「お前が断った時の為に、な」
「・・・」
「学者がいなくて、中でも1番頭のイイヤツに頼ったから効果は分からんが・・・」
「・・・それは・・・」
「麻薬さ。脳を洗脳して簡単に操れるな」
「!」
「効果は少しは出ると思う。これを飲んで・・・」
「誰が飲むか!!」
「・・・ふふ。これも反対か」
「当たり前だ!!」
「だったら仕方ないな」
「・・・」
「力づくで飲ませるしかないようだ」
「っ!」

 グィッ

「やめろ!!」
「発狂したりはしねぇよ、安心しな」
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