死後の憩い 【短編】
そうか、僕は彼女が幸せになれるかどうかが不安なのだ。





なんたることか。




成仏するために、未練を晴らすための行為が新たな未練を生んでしまった。





自分の馬鹿さ加減に苦笑しながら、





彼女を見守ろうと決めた。


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