愛しきみへ★~ほんとの私~
死ぬ気でやってもあんがい死なない
むかつく事件が…
「モカってさ~
なんか微妙だよな」
「!??」
ある日の放課後、クラスに残っていた男子が噂話をしているのを私
加藤モカは聞いてしまった。
び…微…微妙!??
「話しかづらいよな~暗いっていうか」
「あー
顔はまぁまぁだけど 付き合うとしたらないよな」
く…暗い…
が…がーん
よろよろとその場にへたり込む。
確かにそんな明るくないけどっ男の子と話せないけどっ
てか、なんであんたらに言われなきゃいけないわけっ
私は、スクバをにぎりしめ駆け出した。
「くっ」
くっそー!!
くっそー!!
気がつくと涙が
頬をつたっていた。
「今に見てろー!!馬鹿野郎ーッ」
絶対!絶対!!
見返してやるー!