ピンクグレープフルーツ


「だから…この人です。」



たまたま、近くにあった掲示板に張ってあった紙に山口の名前があったから、それを指さした。




「あぁ!いないと思うけど…。」




「ですよね?いないですよね??」




「おー。いねーだろ。そんなこと言ってなかったし、そんな感じもないから。」



と、先生。





先生の言葉を聞いて少し安心した來衣。





きっと…大丈夫。

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