ピンクグレープフルーツ
そしたら、先生は山口を連れてどこかへ行ってしまった。
ヤバイ…!
このチャンス逃したら、もう後がないよ。
急いで追いかけたら、そこにはハンド集団。
もう…無理。
あたしは、いつになったら山口に返事がもらえるの?
教室に戻って、待たせている友達にあやまった。
「ごめん…」
告白する前も、散々みんなには迷惑をかけた。
そして…今も迷惑をかけている。
愛子、響、美咲…
ごめんね。
そして、ありがとう。