ピンクグレープフルーツ




授業中、ずっと悩んでた。




あげよっかなぁ?


でもなぁ…自分で食べちゃおうかなぁ?




「來衣、どうすんの?」



「どうしよー…」



「もらって、いやな気分になる人はいないと思うし、第一もったいないじゃん?」





あげるって決意したきっかえは、このコトバ。

愛子の言葉。



なんとなぁく…勇気が出たっていうか…


なんか、自分がほしかったコトバだったのかもしれない。





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