ピンクグレープフルーツ
それから、違う階段を使い、試合が行われている体育館まで行った。
「ねぇ、観客席行かない?」
体育館は広くて、4試合ぐらい行われていた。
歓声や笛の音が鳴り響く。
そして、目の前では來衣の学校の試合。
「いいよ。」
來衣と響は、観客席の1番後ろで見ていた。
よく、ハンド部の練習を見ていたから、なんとなくルールとかはわかる。
でも、試合に出てるのはだいたい、2年の先輩だった。
「あ!!神田!!」
「っ///////////」
響の好きな人、神田が試合にでてる。
「すごいじゃぁん!」
「ピー!」
試合終了の合図が聞こえた。
「行こう!!」
來衣と響は立ち上がり、すぐに体育館を出る。
見つかったら大変だから。