HERO
1,あの娘




「なぁー、ミツ。あの娘誰?


ヤりてぇーなあー。笑」





「まぢダイは気持ちわりぃなー。笑」




「はぁ〜、まっ、ミツはカッコよくて、勉強できて運動できて金持ちでルックス良くてヤりたいと思った女の子を簡単にゲットする超贅沢男やからな。

それにミツっておれのクラスの女子評価はSクラスやぞ。

その点おれは、カッコいいとも言えない中途半端な顔で勉強できない、金ないわ、
暇あれば第3校舎の二階から三階にあがるわずかな階段の死角から毎日昼休み女子のパンティを見ているムッツリ童貞スケベかぁー。」






「自分で言うなよ!笑」



「黙れ〜♪チンチン魔法使い!」



「魔法使いはおまえだよ!笑

二十歳までに童貞卒業できなかったら、『魔法使い』になるってよく言ってるやん。笑


まさかおまえ知らんやったとか?笑


まあー、冗談やし、童貞のまま死んだら妖精になるってのもあるけどな!笑」











「まぢかよ.........汗」










まじで信じているダイであった。












キーンコーン、カーンコーン、キーンコーン、カーンコーン♪






「おい、ダイ!!もぉー五時間目始まっちゃうって!



バカ!


ちんこ握って倒れてばかりいるな!

早く授業行くぞ!」


そしてダイを引っ張るミツ。









ダイとミツは小さい頃からの幼なじみ。ミツは昔からいろんな女の子からモテモテ、ダイは彼女いない歴17年、しかし実は可愛い顔をしている。しかしドえろ。笑



こんな2人の小さな野望の熱いドラマが始まる。







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