さくらんぼ.。
笑えないっつ−のっ!!1人で笑っとけ、
そのままあたしはシュウ君をほって、シュンちゃんとマユのところに戻った。
後ろからシュウ君の声が聞こえるけど無視。するとシュンちゃんがあたしに近づき『シュウのこと…嫌い?』と悲しい顔をしたので、おもわず『嫌いじゃないよ』と言ってしまった。
「じゃぁ教室戻ろう」
「そ−だねっ」
ゆっくりあたし達はうごいた。
その時‥!
『ドンっ』
「いったぁ〜〜!!!!」
あたしの頭に何かが激突した。それもものすごい勢いで…
「咲月ちゃん、ソラ大丈夫?」
シュンちゃんが心配してくれたが聞きなれない名前。
「あっ、シュン!!久しぶり−ふ!!」
「久しぶり」
なんやねんコイツ!!“ぶり−ふ”って…。おもわずツッコミそうになり顔を上げ“ソラ”って人と目があった。
……ハ−フ?
目がめっちゃ綺麗!
青だよ、青!!
髪だってめちゃサラサラで綺麗…。
体は細めで目は超でかい!それに肌白でまつ毛長くて、手足も長くて……あれ?1つたりない…。
「…たりない」
「なっなんですか?」
「あっ!」
やっと気づいた。この人のたりないところ…。
「身長だ…」
やっとわかって嬉しかったがシュンちゃんが凄いヤバそうな顔をしていた。あたしはそれがイマイチわからなかった。