甘めな恋愛ショート集






私の家、私の部屋。
ケイは「久しぶりだなあ」そう言って座った。

え、CD返すだけじゃないの…?

不安と期待。更にプラス期待。

「はいっありがとうっ」

机の上にのっけたCDを渡した。

「どういたしまして」

ケイの綺麗な笑顔。
キラキラしてる。

「ねぇミカ」

「ん?───ひゃあぁっ!」

返事をした途端、腕を引っ張られた。



< 54 / 57 >

この作品をシェア

pagetop