君に恋すること
いつの間にか戻って来ていた
剛に視線で助けを求める。






だが剛は首を横に振って、
うつ伏せになった。




あいつ…覚えとけよ!





「悪いことしたんなら謝るよ」
「…いい」
「は?」
「謝ってもらわくてもいい」
「意味わかんねぇ」





と思わね?
ホント女ってややこしい。




午後の授業は珍しく、
真剣に受けていた鈴夏。






すっごく静かだった。






―――放課後..









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