君に恋すること
せっせと鞄にしまう鈴夏。





1人で帰る気?



「鈴夏」
「…なに?」
「残ってろ」
「は?なんで?」
「いいからっ」





ヤベ…
怒鳴ってしまった。




今にも泣きそうな鈴夏。





「わ、悪い」
「…っ」





あぁ~…泣き出した!
ったく…俺なにしてんだよ。





「もう人いねぇし告れな?」




舌打ちして
帰っていった剛。






…もう気持ち言うか?



< 104 / 111 >

この作品をシェア

pagetop