君に恋すること
「はい、篤希」
「お、おぅ」
「危なかったね」
「なんでそこまですんだよ」
「だってイヤホンないとダメでしょ?」





あたしは笑って篤希を見る。




「てかあたしがダメなの」
「は?」
「篤希の寝顔見れ……」





これ言っちゃったら…
もう明日から寝ないかも!?




「お前…それで?」
「…バレちゃいました?」
「ちょっと見直したのに」
「え、え…えぇ~」
「尾上!後で職員室来いっ」





大声を出してしまったあたしは…
職員室行きになった。











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