君に恋すること
「今日はこれで終わりだ」
「…はい」
「戻っていいぞ」
「はい」





指導室を飛び出して、
向かうはあの場所!





「篤希!!…あれ?」
「残念だね」
「…篤希は?」
「女子に呼ばれて消えた」
「えぇ~」
「そのうち来るだろ」





向かった場所は屋上。





昼休みは
いつも屋上で一息♪





篤希とあたし、2人でね!!
たまぁに剛もいるけど。




大抵は2人でいるんだ♪





だから昼休みは命の時間!
こんな幸せな時間はないっ。




「戻って来ないじゃん」
「おせぇな」






今日はついてないよぉ…。



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