君に恋すること
午後の授業に集中できず、
先生に注意されっぱなし。






「余計バカになんぞ」
「っな!バカじゃないもん」
「バカだろ」





篤希はバカにしたように笑う。




苛つくけど…愛しい//
スキすぎて苛つきなんてなくなる。





「尾上さん!」
「…壱くん」





放課後響いた壱くんの声。





その瞬間篤希の顔つきが変わった。




「ま、待っててね!篤希」
「…。」





篤希って絶対壱くんのこと苦手だよね。




「なに?」
「一緒に帰ろ?」






…えぇ!!
無理だよっ!



篤希と帰るのにっ。


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