君に恋すること
シュートを決める篤希…//
ホントなんでも出来るよね。
羨ましいよ。





そんなこんなで
終わった体育の時間。




「はぁ…疲れた」





グランドのベンチに腰掛け、
俯いて目を瞑った。





ふとベンチが動き、
目を開けた。





「篤希っ」
「お疲れ」
「疲れたぁ」





篤希の腕に傾いた。




「ダイエットだからって無理すんなよ?」
「…はぁい」
「帰りも走れば?」
「嫌だよ」
「っふ。嘘だよ」




優しく笑う篤希がスキ。
なんかもうスキの言葉じゃ無理!
だからって…
“愛してる”でも足りない。



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