君に恋すること
「はぁ…美味しかった」




食堂を出ての廊下。
隣には篤希♪





「あたし幸せ」
「は?」
「篤希といれて幸せぇ」





と篤希に抱きついた。




周りの視線なんて慣れちゃった。




「は、離れろ」
「嫌ぁ」






あたしはギュッと…
篤希の温もりを感じる。




「やっぱ俺は無理だ」
「え?」






あたしは少し距離を置いた。




「お前…デート中でも」
「ん?」
「街ん中でも抱きつくだろ」
「もちろんっ」




あたしは大きく頷いた。



< 65 / 111 >

この作品をシェア

pagetop