君に恋すること
あたしの前にしゃがみ込む篤希。




「お邪魔します//」




一言言って、
そっと篤希に掴まった。





「あ!」
「んだよ」
「重いとか言わないでよ?」
「言うかよ」





わぁ///
篤希と密着だ♪





「お前声に出てんぞ」
「えっ?…えへへ」
「ったく」
「それほど篤希がスキなの!」
「はぃはぃ」
「スルーしないでよ」
「俺は嫌い」
「…泣く」
「泣け泣け」





意地悪すぎ。
ホント最近は慣れたからいいけど。






「ねぇ月が奇麗」
「ホントだな」
「あたしのほうが奇麗でしょ?」
「冗談言うなよ」
「冗談じゃないよ!」
「ちょ、暴れんなっ」
「あ、ごめん」





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