君に恋すること
「ま、待ってよ」





足が長いから!!
あたし追いつかないじゃん。




学校付近になると、
やけに感じる視線。





「なんかみんな見てね?」
「だよね…」




視線感じるの、
あたしだけじゃなかったんだ。
なんでみんな見るの?
2人で登校は…
いつものことだよ?






「おいっ!」
「あ、剛、おはよ」
「挨拶してるどこじゃねぇよ」
「どうしたの?」
「お前等ついにカップルか!?」
『…は?』




篤希と声が重なった。





相変わらずバカだなぁ…剛。
なに言っちゃってんの??




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