キミの日記『Cherry's Diary』
とにかく頭を桃乃木から切り替えてしまいたかった。
「私が休んでる間、
何か変わったことあった?」
「それがね、聞いてよ美里!」
1日、学校を休んでいただけで、
みつばちゃんの彼氏に事件があったらしい。
「え?盲腸で入院?」
「そうよ、倒れたんだから!」
後ろから誰かに声をかけられ振り向いた。
「みつば、泣いちゃって大変だったんだから!」
ヒカリだ。
「急性の盲腸なんだって。
2~3週間ほど入院するんだって」
「そうなんだ。
みつばちゃんは?
どうしてるの?」
「…元気かな。
落ち込んでるみたいだけど。」
「そっか。心配だもんね。」
みつばちゃんの彼の秋口さん。
いつも首から小瓶を下げているんだけど
その事を知らない人はいない。
多分、その理由も。
秋口さんは
もともと心臓が弱く
それを補うための薬を持ち歩いていたらしい。
小瓶にはその薬が入っている。
一年生の頃は
病気になりがちで何度も学校を休んでいたようで
そのため、
秋口さんは
高3なのに今年19歳になるんだと
みつばちゃんが言っていた。
秋口さんの盲腸。
盲腸とはいえ
もしかしたら
入院、延びるかもしれない。
そう簡単に予想がついた。
「私が休んでる間、
何か変わったことあった?」
「それがね、聞いてよ美里!」
1日、学校を休んでいただけで、
みつばちゃんの彼氏に事件があったらしい。
「え?盲腸で入院?」
「そうよ、倒れたんだから!」
後ろから誰かに声をかけられ振り向いた。
「みつば、泣いちゃって大変だったんだから!」
ヒカリだ。
「急性の盲腸なんだって。
2~3週間ほど入院するんだって」
「そうなんだ。
みつばちゃんは?
どうしてるの?」
「…元気かな。
落ち込んでるみたいだけど。」
「そっか。心配だもんね。」
みつばちゃんの彼の秋口さん。
いつも首から小瓶を下げているんだけど
その事を知らない人はいない。
多分、その理由も。
秋口さんは
もともと心臓が弱く
それを補うための薬を持ち歩いていたらしい。
小瓶にはその薬が入っている。
一年生の頃は
病気になりがちで何度も学校を休んでいたようで
そのため、
秋口さんは
高3なのに今年19歳になるんだと
みつばちゃんが言っていた。
秋口さんの盲腸。
盲腸とはいえ
もしかしたら
入院、延びるかもしれない。
そう簡単に予想がついた。