キミの日記『Cherry's Diary』
エピローグ
翌朝、あの桜の木の前で私は

散ってしまった花を見つめていた。

もしもあの日、

彼に出会っていなければ

きっと
こんなこと考えなかった。


キミを好きになり

キミに愛された日々を送っただろう。


あの日、私は

彼に出会った。



私は彼に出会えて幸せだったよ。


でも、


なんで悲しんだろう


なんでこんなに切ないんだろう


なんで

こんなに涙が溢れるの?




私は

 


キミと約束した木の前で

昨日と同じ場所に今日も花を待つ。


キミが


優しく見つめていた桜の花を


そして

 
ずっと

キミが望んでいた夢が


叶うことを


今もずっと願ってる

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