キミの日記『Cherry's Diary』
学子とみつばちゃんの会話は

 
今度、みんなで一緒に遊ばないか?

って話をみつばちゃんにしてた。


「・・・・!」 
 
 
学子。なんていい子なんだ!
 
 
「え?う、うん。

いいけど。

おにいちゃんなんて言うかな?」
 
 
少しおどおどしているみつばちゃん。

『おにいちゃん』ってのは

みつばちゃんが

彼をそう呼んでいるみたい。
 
 
ッて言うより。OKって言って!

で、あたしも連れてって。
 
 
「ほら、私、

みつばちゃんの彼氏のこと

よく知りたいな~なんてね!」


「学子、

アンタは東国さん目当てなんでしょ?」
 
 
「バレタ?ヒカリは鋭いなぁ」
 
 
そう言うと学子は

ちょっとおちゃらけて見せた。

ふと、学子と目が合う。
 
 
「何?美里。

さっきから黙って、

そーか。そーか。

美里も東国さんに会いたいのか。

うん?それとも春野さん?」
 
 
急に飛び出た春野って単語。

はにかんだ先輩の顔が目に浮かぶ。
 
 
そんな想像しただけで

思わず恥ずかしくなってしまった。
 
 
「え?あぁ?」
 
 
私はあわてて答えにならない答えを出した。
 
 
 
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