アズライト
「どうした?」



『Azがさ
来てないんだけど
何か知らない?』


「何で俺よ

今よ シチュー作ってる 」


『ウマソ〜
うちは今日 天ぷらみたい
夕方、小麦粉買いに行かされた 』


「それも旨そうだな〜

でも油飛んで、片付けメンドイんだよな
お母さんに感謝しろよ


…俺もしばらく行けないって
皆に話しした日に、
アズだけいなかったから
まだ挨拶してないんだよな」



『風邪ひいて熱でも出したのかな〜
ここ来て以来、
一週間近く繋がないなんて
初めてだから
ちょっと心配なってさ 』



一週間?

「あの日から繋いでないって事?」


『ああ Seroが言うには、
前も倒れたの夏だって
でも連絡出来ないからさ

復活した時一緒に遊べる様に、一生懸命レベルあげてる』


「今Seroいくつよ」


『もう48だよ わはは』


「…廃人っつといて 」


『了解
俺も昼は土日しか、
あんまり繋げられないし
もし暇な時にでも繋いで、
Azいたら教えてくれ
あ、メシ呼ばれたから!またな〜!』
プッ

ツーー−−





テーブルの上に
フキンを置いた









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