アズライト
−小綺麗なスーツのお姉さんが
声をかけて来る
胸にはスタッフバッチ
「あの、
関係者の方はあちらの入口に
なっておりますが 」
少し見回すが、
やはり俺に言っているらしい
「あ え
お客さんです… 」
胸のウィークリーパスを
指で持って掲げて
ニッコリ笑って見せた
「え! あ そうですか
本当に失礼しました! 」
− 関係者パスと間違えたな
世界中のお客さんを迎えるんだから、しっかりね と
他人事ながら思ってみる
教育係としては
こないだのデザイナーの助手兼弟子、とか言う人のがきっちりしてたな
澤村さんだったっけか
不安がるモデルさんに声をかけ
機嫌がコロコロ変わる、主へのフォロー
俺ら案内とかバイトにも
挨拶しに来てくれた
美人じゃなかったけど、自分に似合う服とコーディネート
助手って事は
あの人もデザイナーを目指してるんだろう
なれるといいな
ロビーに入ると間接照明と赤いソファ
自動販売機の明かりをみつけて
水を買った
声をかけて来る
胸にはスタッフバッチ
「あの、
関係者の方はあちらの入口に
なっておりますが 」
少し見回すが、
やはり俺に言っているらしい
「あ え
お客さんです… 」
胸のウィークリーパスを
指で持って掲げて
ニッコリ笑って見せた
「え! あ そうですか
本当に失礼しました! 」
− 関係者パスと間違えたな
世界中のお客さんを迎えるんだから、しっかりね と
他人事ながら思ってみる
教育係としては
こないだのデザイナーの助手兼弟子、とか言う人のがきっちりしてたな
澤村さんだったっけか
不安がるモデルさんに声をかけ
機嫌がコロコロ変わる、主へのフォロー
俺ら案内とかバイトにも
挨拶しに来てくれた
美人じゃなかったけど、自分に似合う服とコーディネート
助手って事は
あの人もデザイナーを目指してるんだろう
なれるといいな
ロビーに入ると間接照明と赤いソファ
自動販売機の明かりをみつけて
水を買った