アズライト
火花と導火線
知り合いの手伝いで
闇の回廊【BAR】と戦って来た
Seroも騎士でやって来たが
もう少しの所で敗北
今回は後衛の動きが
素晴らしかったのに
残念だった
街へ戻る船を待って
Seroと俺は港に向かった
花火大会を開いた港だ
Sero『惜しかったねー 』
Maxim『いわゆるさ
勝つための定石パーティーじゃ
なかったからね
それであそこまで持ち直したのは
すごいと思うよ 』
Sero『Maxim 俺さ 』
Maxim『うん 』
Sero『毎日ここで、騎士やって
現実の自分とのギャップ
ごまかしてたんだよね 』
Maxim『…誰でも皆
そういう部分あるんじゃないの』
Sero『体操の選手だったんだ俺
でもちょっと怪我しちゃって
優等生タイプで生きて来て
それまで挫折ってなかったから
本当に凹んだんだ 』
Maxim『 うん 』
Sero『前のゲームもあっと言う間にレベル上がって
そのうち三人衆とか呼ばれてさ
でも一人になると考え込むし
ずーっとオンに繋げっぱだった
ある時さ
前のゲームって、ここみたいに
個人の部屋とか無くて
街の一角に、受け付けみたいなのがあって
全員そこで荷物の出し入れするんだけど
一日中そこから動かない子が
いたんだよね 』