アズライト

極力

冷静に出ようと思ったのに

− ダメだった













「何でさ 黙ってたのよ!
最初から言えば
『実は彼氏いて〜
でもMaximがいいからそっちいく〜』
『おお、こいこい。』で
話が済んだべや!」




−アズが ふぅ っと
息をしたのが聞こえた



「なんだよ」


『かしてた…』

「貸してた?」



『…違う

電話で喧嘩してた』



「 あ? 
何よ 誰と誰が」




『あの人誰?  友達 って』






−   あ   −






< 243 / 309 >

この作品をシェア

pagetop