アズライト
ペリーと会話もしたという
アズをなだめて
寝かせた



夕飯を作りながら
妖精ペリーを想像して
笑いが止まらない




20時頃、Asuraから電話


『でさ、ほら
もうすぐSero休止すんじゃん
だから、肝試し
早めにやろうと思うんだ』


「そうだな わかった
賞品用意しとく
人集めは苦手だから
あまり戦力にならんと思うけど」



『そこは
パーティーリーダーのプロHawkと
お祭り大好きなオレに
任せてちょ〜だい
20人か30人位かなあ

…Maximさ
なんか今日話しやすいな』


「そう? 」

『うん
偏見だったらごめんだけど、
北の国の人って
少し強い話し方するじゃん
それでかなと思ってたけど
違ったみたいだ』

「…なんか
変わった変わった言われるな」

タバコを吸いながら
少し自分でもそんな気もする


『ああ 安定したって感じ』

「…でも今少し、考え事してる」

『悩み事か?』


「例え話ね
彼女からさ
100人知ってるってのと
一人だけ知ってるってのと
どっちを聞いた時
ショック?」


『ううう〜ん………
100はとにかくびっくりするなあ
でもまあ、そういう経過を知って
自分は付き合ったのかもしれないし
そしたら問題ナシ

一人の方は
まあ、…………あ〜
……こっちのが凹んじゃうかもしれない』


「なんで?」

『ちゃんと
好きだったんだろうなって』

「…そっか
じゃあAsuraも彼女いたんだな」
『失礼な!
中、高、去年まで、
三人と付き合いありましたよ〜』

「今はいないのか?」


『………別れた』

「なんで?」


『…オンラインゲームのやり過ぎで…』


「……馬鹿にも程があるな」

『だってさあ…』

「うん」

『P.S.5窓から投げられたんだぜ?
そりゃ怒るだろ?
向こうが指輪無くした時
オレ怒らなかったのに』

「意味違う
お前が自分見てくれないから
怒ったんだべ」

『…次は一緒にやる彼女探すし』

「一緒に居られるなら
デートしなさいよ…」

『……』

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