アズライト
Maxim『後悔って……』
AKARI『自分には
何にもないから って』
Maxim『そんな事は』
AKARI『私もそう言った
でも、笑ってた
…あの子見てると心配だよ
悩みなさそうに
いつも笑ってて
けどほら
すごい晴れ過ぎてる日とか
山の高い所迄行くと
空が 黒に近くなるじゃない
油断してると
あれを見てる感じになる』
Maxim『…子供の頃の話
聞いたんですか?』
AKARI『ううん 詳しくは』
Maxim『その話
聞かせてくれて
助かりました』
AKARI『とにかくさ
淋しい子だって事だけはわかるの
どっか白い高い山の上で
ひとりぼっちの感じ』
Maxim『近々、
お持ち帰りの計画
してますからw』
AKARI『そw
早く、雑多な地上もいいもんだって
わからせてあげてね
……今
すごく、苦しいんだよ
あの子…』