アズライト

『新原!新原高得点!!

出ました!一位確定 金!
新原敏夫 奇跡の復帰!
金です!金メダルです!』



「…ったなああああ!!」

「ヤタアアアーーー!!」

「すげええええ!!」

「うおおお!!
てかアカリや
お腹の子にさわるっっ」

「あたしの子はこれ位じゃあ
びくともしないって!」


「でもこれ一昨日の録画でしょ。
大の大人が、
何回見て騒いでるのさ」


そう言いながらも嬉しそうな
Hawkに突っ込まれ
AKARIさんはカラカラと笑った



「しっかし…
Azにもびっくりしたよなあ
最初、テレビで流れ始めた時は
マジびっくりしたし
RELIEFでも大騒ぎだったし…」


「だよねえ〜
あたし最初の『空の表紙』も好きだし
最近の元気な、『歌う石』も好き〜」


「俺もCD全部あるぜ〜
あ Seroってかさ、新原さん
夜こっち来るんだよな?
Hawk」


「うん。 復活祝いは約束だし
初のオフ会だし
絶対行くって言ってたよ
あれ?Maximどこ行くの」




「タバコすってくるね」


「あ!庭でいいよ!」

「ワシいつも庭じゃよ〜」

「ホタル族ですか
赤ちゃん、おられますしね」


「わははは うむー」

「これ灰皿、Maxim」



「サンキュ」

タバコを挟んだまま合図して
庭にでた






ボソボソ
「しっかし…
Maximがあんな美青年だったのには
息のんだわよ…」


「なー…マジでびびった
電話だと訛ってるから
想像つかんかったぜ…」

「Maximって、何してるの?
俳優とかモデル?」


「なんか最近は、
趣味で色々撮ってるとは
聞いたけど…
あいつ最近は
全然オンしないからな〜」


「ワシ的には、
しっかりもののHawkが
本当に小学生だったのに
1番驚いたけども…」

「今年中学入ったよ。今13歳」


「育ち盛りじゃない
よし、ご馳走用意しよか!
GONG、手伝って!」

「アイアイサ〜!!」









−庭から海が見える




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