りんねの歌
───翌朝───
「ん─……」
爽やかな風が吹く早朝、凜音は目を覚ました。霧がでていてスッキリする。
隣を見るとリオンはいない見たいで凜音は少し寂しく感じた。
───リオン、はやく帰ってこないかな。……どこ行ったんだろう?
そんなことを考えていると、あたりがやけに静かに感じた。
───前にもあったわ、この感覚。確か……リクレに………
突風が吹いたかと思うと、凜音の目の前には昨日みたリクレの姿があった。
「あ……」