りんねの歌






───翌朝───



「ん─……」




爽やかな風が吹く早朝、凜音は目を覚ました。霧がでていてスッキリする。





隣を見るとリオンはいない見たいで凜音は少し寂しく感じた。




───リオン、はやく帰ってこないかな。……どこ行ったんだろう?





そんなことを考えていると、あたりがやけに静かに感じた。




───前にもあったわ、この感覚。確か……リクレに………




突風が吹いたかと思うと、凜音の目の前には昨日みたリクレの姿があった。




「あ……」



< 40 / 144 >

この作品をシェア

pagetop