4人のプリンス
「ってこと。」

『なるほど―
雅は、愁に迷惑かけたくないわけだ』


うん。小声で答えた


『可愛いな―』

羅奈は、頭をなでなでしてきた

『きっと、愁は迷惑だなんて思ってないと思うよ
むしろ、頼って欲しいんじゃないかな?』

「そう、かなぁ?」

『そうだよ!彼氏なんだから、頼りな!』


「羅奈、ありがとう」
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