4人のプリンス
『はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・

 はい!・・・・荷物!』



息を切らしながら愁君は荷物を


差し出してきた



「あ、ありがとう・・・大丈夫??」



その言葉に反応して



下を向いていた顔を上げて笑顔でピースした







ドキッ!



心臓が脈を打つのがわかった



ーえ?今のなに????




『翼、ありがとう!じゃあ、送ったら戻るから♪』


『わかった!雅ちゃんのことよろしくな!

 雅ちゃん、また、メールするから!』


「うん!じゃあ、バイバイ!!」



私は翼君に手を振りながら


下足場に向かった


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