4人のプリンス
正門を出ると1台の高級車が停まっていた



『どうぞ。雅様』



運転手的な人がドアを開けてくれた




「あ、ありがとうございます」





隣には愁君・・・・




「愁くん、ありがとう♪

 あのね・・・・机に何が書かれてたの?」




恐る恐る聞いた



『・・・落ち着いて聞いて・・・』



頷くとゆっくり話し始めた



どうやら、机の上には“死ね!”“キモイ!”



“調子乗んな!”とか、散々な言葉が



油性のマジック(?)のようなもので



書かれていたり、机の中にも手紙が



入っていたらしい




「・・・そう、なんだ」



隣にいても聞こえないような声で言った
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