4人のプリンス
「・・・じゃあ、入ってきてくれ!」



深呼吸をして教室のドアを開けた



ガラッ!



ドアを開けた瞬間、一気に視線を感じた



藤塚先生は黒板に私の名前を書きながら、



小声で「あいさつしてくれ」って言った




「えーっと・・・佐久間雅です!

 これからよろしくお願いします♪」



「ってことで、佐久間はあの席。」



先生の指差す席は1番後ろで窓際の席。



かなりイイ席じゃん♪



ってか待って!本当に男子だけ・・・






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