4人のプリンス
『大丈夫か?なんかあったら言えよ!

 って、え?!な、泣いてる?』



気付くとスカートの一部が涙で滲んでいた



『大丈夫!俺がいるから!』



そういって愁君は腕を回した





私は、愁くんの胸の中で思いっきり泣いた




「ごめん・・・ありがとう」



『いや。俺こそなんか・・・』



微妙な空気が流れていた



「あ!もうここだから!ありがとう♪」



『そっか。じゃあな!』





ーやばっ!愁君の前で泣いちゃったし!
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