4人のプリンス
『坊ちゃんからお話は聞いていましたが

 お会いしてみて、坊ちゃんの言っていた

 ことが本当によく分かりました』



「そうか。雅は・・・そこらにいる令嬢とかとは

 なんか違う・・・なんかわかんないけど

 一緒にいて楽しいって思える存在なんだ」



『そうですか!確かに楽しそうでした

 愁坊ちゃん、雅様のこと

 お父様には・・・?』



「黙っててくれ。今は絶対反対される

 それに・・・羅奈のこともあるし・・・

 バレたら、羅奈なにするか
  
 わかんねぇーから」



『わかりました。

 私は坊ちゃんの見方ですから』



「ありがとな!神原!」


< 92 / 254 >

この作品をシェア

pagetop