天才ドクターと天然ちゃん






しばらくしたら聡先輩の腕から解放された。



『急にびっくりしたよねっごめん。』



『ぃえっ…大丈夫ですっ。』



なんか照れちゃって先輩の顔を見れずに視点を時計に移した。



………6時45分?




ヤバ…い…。



明日バレンタインだから雪と一緒にチョコ作るんだった…。




部活終了時間は大体6時30分…。





『あのっ。私用事あるんで失礼しますっ!』




ペコっと一礼して校門へ走った。









< 172 / 215 >

この作品をシェア

pagetop