天才ドクターと天然ちゃん
『ちょっとお茶ちょうだい♪』
ひょいっと私の手からお茶を取り、飲む鶴見先生。
かっかかか間接キスっ!!!!
手は冷たいのに顔が熱い…。
多分私の顔はゆでダコのように真っ赤…。
『お茶も美味しいね♪っていずみちゃんどうしたの?』
鶴見先生の問いかけも下を向いてスルー。
すると先生は私の顔を覗き込んできた。
『っひゃっ…。』
あまりにも先生の顔が近くて変な声が出てしまった…。
恥ずっかし…。
『あれ〜?もしかして間接キス…とか思ってる?』
んなっ…先生っ!!
図星過ぎてまた真っ赤になる。
『もしかして図星?』
ニヤッと笑う先生。
なんか意地悪だぁっ…。